
代表挨拶
弊社は地元鴻巣市で、建築板金業の父から事業を受け継ぎ昭和42年創業以来52年目に入ります。これもひとえに様々な場面で関わって来て頂いた皆様方の支えと心より感謝申し上げます。
私自身は高校卒業後、一年間の会社員経験を経て家業に入ることになりました。
会社員時代はわずかではありましたが、今となっては非常に貴重な経験をさせて頂きました。バブル崩壊後の時期でありましたのでビル建設が下火ではありましたがビルのサッシ製造会社の仕事に就きました。普通科高校を卒業したので建築関係の知識も経験も無かったので、訳も分からずに言われた事をやっていた記憶があります。
仕事内容としては、事務電話の応対、CADの打ち込みに必要なキーボードの操作(ここで反復練習を飽きるほどしました)、サッシのバラ図制作、工場のライン作業。
会社としては戦力になるまでの教育をこの時にしてくれたと思いますが、一年という短い期間で退職を決意しました。(会社には本当に申し訳なく思っております。)
当時、もう二度とパソコンはしない!キーボードを触りたくない!と思いましたが今となっては画面を見ながらキーボードを打てるブラインドタッチをマスター。お陰で今のパソコン作業にどれだけ有難いか。またバラ図の書き方を教えてくださった先輩方のお陰で三角法の基礎、ペンの使い方を身に着け、建築板金技能士試験や建築士試験にどれだけ優位な状態で挑戦できたか分かりません。会社に給料を頂きながら色々な経験、知識を吸収した貴重な期間でした。
そんな私も板金業に入り今年で27年目になります。親方である父と一緒に仕事をし、技術や作業姿勢を学んできました。父とばかり仕事をしているので、自分の技術や知識がどれだけ通用するのか疑問に思い、数年後他の板金屋さんにお世話になりますが、そこで父から学んできた教えと技術は間違いない!と確信し自信が持てるようになりました。
27年の間には様々な事がありました。仕事が無くて悩み、手に職を付けても仕事が無ければ技術を使える所がない。今まで自分のしてきたことが無意味だったのではないかと。
思い切って業種を変え、他の仕事で日銭を稼いだこともありました。(約半年ではありましたが)でも板金の仕事を離れ、違う角度から板金の仕事を見ると、とても切ない気持ちになった事を今でも鮮明に憶えています。やはりこの仕事が心底好きなんだと思い知らされた貴重な経験でした。それからは板金の仕事に戻り、今まで邪魔をしてきた小さなプライドを捨て生まれて初めて営業をして回りました。その時に私の事を使っていただいた会社には本当に感謝しています。またこの時に出会った他の職種の方たちとの交流はいまでも続いています。あの時に腹を決め、行動を起こしたこと、一歩踏み出す勇気をくれたどん底の環境が今の自分の支えとなっていることは間違いないと確信しています。今では仕事を頂ける幸せと工事をさせて頂ける充実感で感謝の気持ちでいっぱいです。
現在では20歳から23歳まで通った建築板金職業訓練校の仲間や、埼玉県板金工業組合の皆様や全国の板金組合の皆様、関係各所の皆様に助けられ様々な研修や講習会を重ね、技術・技能の向上、そして人と人との和を大事にして日々精進しています。
また今年の6月6日(令和元年)に意を決して個人事業から会社を法人化し、更なる発展を目指して行くと共に今までよりもより一層の努力を重ね、工事に関わらせて頂くお客様の立場に立ち満足していただける工事ができる様邁進して参ります。それがお客様の笑顔につながりよろこんで頂けたら幸いです。
これからは今まで社会にお世話になってきた思いがありますので、人材の育成、社会貢献に少しでも寄与できればと考えています。身の丈のなかで少し背伸びをしながら目標に向かってチャレンジしていきますので、今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
武井板金株式会社
代表取締役 武井陽一
代表プロフィール

武井陽一(たけいよういち)
昭和49年6月10日生まれ(ふたご座)
45歳
血液型 O型
家族構成
妻、子供2人(長男、長女)、父、母、猫1匹
3人姉弟の末っ子として生まれる(姉2人)
部活経験
器械体操(中学)
バレーボール、ラグビー(高校)
趣味
ゴルフ(下手の横好き)
過去の趣味
どれもかじっていますが、全て大したことはありません
スキー
スノボー
草野球
サーフィン
バイク(大型含む)
令和元年9月現在